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ウラル (情報収集艦) : ウィキペディア日本語版 | ウラル (情報収集艦)
ウラル(、ラテン文字表記:Ural)はソ連海軍、後にロシア海軍が運用した情報収集艦。1941計画(、Titan)により建造された艦で、艦番号は(SSV-33)、NATOコードネームはカプスタ(Kapusta〔ロシア語でキャベツを意味する。〕)。同型艦はないが、ウラルの船体はキーロフ級ミサイル巡洋艦を元に設計されている〔"SSV-33 Project 1941 ." Pike, J. GlobalSecurity.org〕。ソビエト連邦、ロシア連邦を通じて建造以来最大の原子力船であり、同時に最大の偵察を主任務とする艦である。 主要な建造目的としては、アメリカ合衆国のミサイル実験に際して、地上設備だけでは不可能であった軌道追跡を可能とするミサイル追跡艦としてのものであった。艦種記号のは、通信艦(、Sudno Svyazyy)の頭字語でありこれが対外的な艦種であったが、正式には情報収集艦であった。 ==機構== 機関は原子炉2基を主動力とし、補助動力として重油ボイラー2基を備えた。武装は前後にAK-17676mm砲を各1門備えた他、AK-63030mm機関砲とNSV重機関銃の2銃身海軍型を4基ずつ、9M313を16発であった〔。弾薬は20分戦闘が可能な分量であった。 任務の性格上多種のレーダー、ソナー、通信機等を備えており、その中にはソヴレメンヌイ級駆逐艦と同じMR-750 フレガートM2、ABMシステムにも使用されるアルグン等が含まれていた。 搭載された無線偵察システムは(Coral)と呼ばれ、およびという二種類のコンピューターに影響を与えた。
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